XMLを推したいがために、HTMLを悪く言い過ぎたのではないかと、XML普及を担ったものの一人として反省したのが約1年前。以下、HTMLとXHTMLをごっちゃにして言いますが…。
HTMLは、こんなに使われていて、互換性の高い文書フォーマットなのに、なぜか放置されています。チャンスなんですよ。
いま、もっとも件数の多い文書フォーマットはHTMLではないでしょうか?、Microsoft Word(あるいはOOXML、Office Open XML)ではなく、ODF(Open Document Format)でもなく、一太郎でもなく。どなたかデータを持っていませんか?
また、もっとも互換性の高い文書フォーマットはHTMLではないでしょうか?。互換性が高いとは、互換性の高い使い方が浸透してきたという意味です。モダンブラウザの標準準拠性が高まりました。標準に準拠したページが増え、XHTMLのページも増えました。スタイル(CSS)を利用して「論理構造とレイアウト指定を分ける」という概念が、Wordユーザーよりも広く理解されているのではないでしょうか、特にWeb制作の現場で。互換性の高いページを作成するためのTipsや、互換性を損なわずにクールなページにするノウハウも流通しています。
しかし、なぜか、ある意味で放置されています。これはWordや一太郎が進化してきた方向への進化、という意味でです。機能を高めることでシェアを奪おうとしてきた、その機能の方向性において、HTMLは放置されてきたと思います。つまり、HTMLではシェア争いは終わっています、データフォーマットそのもののシェア争いは。
「いやいや、シェア争いはあったでしょう (^^;」。はい、ありました。しかし方向が異なった。それは、互換性の意味を考えると見えてくるのではないでしょうか。
Wordと一太郎間の互換性とは、ひとことで言えば「重ねて透かしてみてずれない」ということです。一方、HTMLではそのようなレイアウト保存性は求めらていません。HTMLにおいて互換性、というより標準が意識されるのは、SEO対策、Webアプリの信頼性、アクセシビリティといった、もっとダイナミックな活用局面においてです。
HTMLは、Word、ODFや一太郎とは別の次元に向けて走ってきた。その結果、もっとも使われて、互換性も高まった、と見ます。
ほらね、ドキュメントフォーマットはXHTMLでしょう。
わたしは、いろいろツールを作っていますが、どれもXHTMLをベースにしています。XHTMLを入力してXHTMを出力します。それは、ここで書いたように思っているからです。
このページは xfy Blog Editor R4を利用して、MacBookで作成したぜぃっ!